高校作文教育研究会は、高校段階を中心とした表現指導の研究会です。
1998年2月に設立しました。それ以来、全国から多くの関係者が集まって、高校段階を中心に、中学から大学までの作文指導の在り方を実践・研究してきました。
国語科に限らず、理科や社会、数学や英語、保健体育などの教員も参加しています。
現場も中学、高校、大学に、塾なども含まれます。
会の設立時からの中心メンバーは四人。
東京の私学・正則高校は学校をあげての表現指導で有名ですが、その精力的な実践家である宮尾美徳さん。
茨城県の県立高校での実践家・程塚英雄さん。彼はその教育実践で読売教育賞を受賞し、聞き書きについても多数の論考があります。
茨城県立高校で長く教員をしていた古宇田栄子さん。彼女は日本作文の会の常任委員としても、中学・高校段階の表現指導の普及と深化のために努力してきました。
そして国語専門塾の塾長の中井です。
古宇田さんと中井が共同代表を務めています。
研究会では、テーマとして2005年には1年間集中的に「総合学習」における表現指導について、次いで2009年から3年ほどは「聞き書き」(調査と取材)の共同研究を行ってきました。
一方で、そうした研究の際にいつも根底にあったのは高校段階での表現の指導過程(表現指導の系統性)の問題でした。生活体験文、調べて書く作文や聞き書き、意見文や論文(小論文も)、志望理由書などをどう関連付けて、指導していくべきなのか、という問題です。
これらの問題について侃々諤々やりあいながら、研鑽を重ねた18年が、私たちの会の歴史です。
年に3,4回の例会と、夏には全国大会を開催しています。
参加をご希望の方、また関心のある方は、以下の送信フォームからお問い合わせください。
鶏鳴学園塾長 中井浩一
※連絡先
〒113-0034 東京都文京区湯島1-3-6 Uビル7F
鶏鳴学園内 高校作文教育研究会事務局 中井浩一
メールアドレス: ko-nakai@js6.so-net.ne.jp